上下関係の教育に違和感を感じる人へ。アドラー心理学の「勇気づけ」をやってみよう。

 

ぶっきー(c5takuya)です!

なんで、上下関係で教育しているんだろう?

僕の大きな疑問でした。

僕は、勉強中に

「よくできてるねー。えらい。えらい。」

などと上から褒められることに腹がたつタイプでしたww

「えらいってなんやねん。あと、本気でそう思っとらんやろ。」と思っていました。

手の上で転がされてる感が気持ち悪かったです。

 

また、運動会の練習のときとかに、

「行進がなってない!!やり直し!!全員がそろうまでなんどもやります。」

みたいに叱られるのも嫌なタイプでした。

 

自分が教師として目の前に立つのなら、そういう上下関係でやる教育は極力やりたくなーと思っていました。

 

そう思っている時にアドラー心理学の「勇気づけ」という概念を学びました。

これは、どうやら「褒める」「叱る」とは異なる関わり方のようです。

この記事では上下関係の教育に違和感を感じる人に向けて、アドラー心理学の「勇気づけ」をオススメする理由を解説しています。

 

勇気づけとは?

ほめるのとは違って、すなわち、評価するのではなく、喜びを共有すること、自分の気持ちを伝えることは勇気づけになります。

「アドラー心理学入門」

 

「勇気づけ」とは、相手のことを評価せず、自分の素直な気持ちを伝えることです。

対等な立場に立って、素直に「ありがとう」とか「嬉しい」「助かった」と伝えることが勇気づけになるんですね。

 

 

勇気づけは、適切な行動を引き出すためのものではない。

勇気づけが無効であるのは次のようなケースです。子どもが適切な行動をしたときに、ここでありがとうといっておけば次回も適切な行動をしてくれるのではないか、と考えて言葉をかける場合です、このようないわば下心がある場合は、勇気づけになりません。勇気づけは今の自分の気持ちをいうことであっても、「次」はないのです。

アドラー心理学入門

 

適切な行動が次にも続くことを期待して「褒める」ことと、勇気づけは異なるようです。

そもそも、相手は別の人として、コントロールしようとしないマインドを意識することが大切です。

 

存在そのものに勇気づけよう。

目の前にいるこの子ども、この人から出発するのです。理想の子どもを基準にして現実の子どもをそこからいわば引き算するのではなく、ただ生きているという状態を基準にして見ていけば、「生きている」という事実そのものが、すでに喜びですし、どんなこともプラスに見ることができます。そして感じたことを言葉に出していうことが勇気づけになるのです。

アドラー心理学入門

「褒めることがない、、、」

と感じてしまう人には、以上のように考えます。

自分の理想から考えるのではなく、目の前の人から考える。その意識を持って、関わってみましょう。

 

「褒める・叱る」と「勇気づけ」の違い。

「褒める・叱る」と「勇気づけ」の違いについてまとめました。

それぞれ育つ能力が全く異なってきます。

「褒める・叱る」と「勇気づけ」では、関わる教師との関係性が異なるんです。

結論からいうと、

「褒める・叱る」は人の「他人軸」を育て、「勇気づけ」は人の「自分軸」を育てます。

詳しく見ていきましょう。

 

褒められたり・叱られたりして人が学ぶことは、他人の基準や感覚を知ること。

 

褒められたり・叱られたりして学ぶことは、他人の基準や感覚を知ることです。

 

「この人は、こんなとき褒めてくれるんだ。」

「この人は、こんなとき叱るんだ。」

 

そういう体験をしていくうちに、相手の基準を理解していきます。

 

例えば、僕は今弟からブログのコンサルを受けています。

その中で、褒められたり、指摘を受けることがあるんですよね。(さすがに叱られることはない)

その体験を通して僕が学んでいることは、弟のブロガーとしての視点なんですよね。

弟に基準や感覚をあらゆる体験を通して確かめ、自分は弟のブロガーとしての視点を得ているわけです。

 

「褒める・叱る」はそのように他人軸を学ぶ体験になります。

 

 

勇気づけで人が学ぶことは、【自分】の基準や感覚を知ること

 

 

勇気づけで学ぶことは、自分の基準や感覚を知ることだと思います。

「自分はどうしたい?」と自分に問うと、いろんな想いに気づきます。

 

「もっといろんな人と話してみたいな。」

「木工で、小さな家をつくってみたい。」

 

そういう「〜したい。」という気持ちが生まれた後、「でも、〜だから難しい」というような心の中の恐れの声も聞こえてくると思います。

 

その恐れを、はねのけることが「勇気づけ」の意義だと思います。

 

「勇気づけ」されると、自分の意志に向かって行動できるようになります。

その結果、自分の意志や基準・感覚といったものを尊重していいんだと思えます。

 

そのように、自分の意志や基準・感覚に自信を持てると、他人軸に頼らず、自分で判断して行動していけるようになると思います。

 

主体性を育む教育では、フラットな関係が重要。

 

 

「褒める・叱る」では、他人軸を教えてもらうので、師弟関係のような上下関係となります。

「勇気づけ」では、共感などがポイントとなるので、対等なフラットな関係となります。

 

 

主体性を育む教育では、このように、どのような関係性で、どう関わるのかということが重要になってきます。

 

自分の関わり方の教育的効果について自覚的になろう。

 

「あなたの日頃のこどもとの関わり方はどんな感じですか?」

 

これを機に自分とこどもの関係性と関わり方について考える機会になればと思います。

 

ちなみに、これを読んでアドラー心理学に興味を持った人は、ぜひ本を読んでみてください。

おすすめは、以下の2冊です。

ストーリー形式で、具体的に理解したい人は「嫌われる勇気」を。

もう少し概念の部分を詳しく理解したい人は「アドラー心理学入門」を読んでみてください。

 

これからの教育で、アドラー心理学のような人間性を中心とした教育は超注目ですよ。

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