PDCAサイクルと体験学習サイクルは違うって知ってた?違いを解説。

こんにちは!ぶっきー(@c5takuya)です!

PDCAサイクルってよく聞きますよね。

同じように体験学習サイクルって言葉も聞いたことがあると思います。

この成長のための2つのサイクル。似ているようで実は違うって知ってました?

今回は、PDCAサイクルと体験学習サイクルの違いをまとめてみます。

 

PDCAサイクルってどんなサイクル?

まずは、 PDCAサイクルについて。以下の図をみてください。

Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善策を立てる)

PDCAサイクルは、第二次世界対戦後に、デミングらが企業の品質管理や経営管理の観点から提唱したものです。

上の4つの段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善していくことを目指すものになります。

PDCAサイクルは、のちにPDSAサイクルに置き換えられました。

理由は、業務を改善するためには、Check(評価)では甘く、Study(研究)すべきだと考えたからだそうです。

 

品質管理などの文脈から生まれたことからわかるように、PDCAサイクルは「1つのことがうまくなるためのサイクル」です。

そのため、「自室の掃除を早くする」「テニスのサーブ」「飛び込み営業」など、限定的なスキルを高めるために回すサイクルとなります。

ポイントは、一つのスキル(専門性)を高めるためのサイクルだということです。

PDCAサイクルを回して得られる学びは、掃除を早くするための知恵だったり、箒の使い方などの技術的なところになります。学校でいうと、教科自体の学びとも言えそうです。

 

体験学習サイクルってどんなサイクル?

体験学習のサイクルは複数あるのですが、ここでは一般的によく見るものを取り上げます。

 

特徴は、「実社会」へと矢印が伸びていることにあります。なぜ、実社会への矢印があるかというと、そこで学んだことを他の場所へと活かすことを期待しているものだからです。

自然体験などの文脈で体験学習サイクルがよく使われていることからも、自然体験での学びを日常へ活かすためのサイクルだということがわかりますね。

このことが意味しているのは、PDCAサイクルのように同じことがうまくなるのではなく、他の機会に活かすことを期待しているということです。

PDCAサイクルが専門性を高めるものなら、体験学習サイクルはより幅広く活かせれるような「人間性」を高めるものといえると思います。

そのため、体験学習サイクルを回すことによって得られる学びは、自分自身の性格の傾向や他者との関わり方など、内面的な気づきになります。

 

同じ体験でもサイクルによって違う気づきになる。

例を出して、違いを見てみましょう。

例えば、学校行事で野外でカレー作りをしたとしましょう。

PDCAサイクルでの気づき

  • 具材の切り方
  • 火の付け方
  • 米の炊き方

などのコンテンツ的な気づきになります。この気づきは、またカレー作りをする際は活きますが、普段の学校生活の場面では活かしにくいと思います。

体験学習サイクルでの気づき

  • 皿洗いなどで疲れているのに、人に交代してほしいと言えなかった。人に頼ることが苦手な自分に気づく。
  • 火付けが大好きで他の人にやらせなかった。自分本意な自分に気づく。
  • 米の水の量を間違えておいしく炊けなかった。そのミスを自分がしたことを勇気を出して素直に伝えたら、許してくれた。素直に話すことの心地よさに気づく。

などの内面的な気づきになります。人に頼ること・自分中心にならないこと・素直に話すことなどは、日常の他の場面でも活かせますよね。

まとめ

  • PDCAサイクルは専門性を高める。外面的な気づきがある。
  • 体験学習サイクルは人間性を高める。内面的な気づきがある。

二つのサイクルの違いを理解してもらえたでしょうか?

教育をする人として、サイクルを意識的に使い分けられるようでありたいなぁと僕は思ってます。

どちらかの学びに偏っていないか、それは意図的なものなのか、自分自身が振り返りながら進めるといいですよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください